陸上自衛隊、アメリカから水陸両用車両購入予定 [軍事]
平成24年8月、自衛隊に上陸能力を持たせる一環として陸上自衛隊がアメリカから水陸両用車両「AAV7」を購入予定。
陸上自衛隊に水陸両用車両を導入へ
防衛省が陸上自衛隊に水陸両用車両を導入するため、平成25年度予算案の概算要求に関連経費として約30億円を計上する方針を固めたことが26日、
分かった。アジア太平洋地域で覇権主義的な動向を強める支那を念頭に、島嶼(とうしょ)防衛を強化する狙いだ。
政府高官によると、導入を検討している水陸両用車両が、米軍に配備されている「AAV7」。防衛省は数台を調達するとみられる。
水陸両用車両は水上と陸上双方での走行が可能で、要員輸送の渡河や上陸に用いられる。
政府は平成22年12月に閣議決定した「防衛計画の大綱」と「中期防衛力整備計画」で、支那の動向を見据え、
南西諸島に沿岸監視隊を置くなど島嶼防衛の強化を明確に打ち出した。だが、島嶼防衛任務を想定した装備は不十分で、
現在、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」型にエアクッション艇(LCAC)が配備されているぐらいだ。
しかも、いったん敵部隊に侵攻された島嶼部の奪還を前提とすれば、島に上陸する際、現状では敵部隊の攻撃に
無防備になることは避けられない。このため、自衛隊内部で装甲の水陸両用車両の導入の可否が検討されてきた。
今まで侵攻兵器の類をアメリカ自身が持たせないようにしていたとは言え、水陸両用車すら持たせなかったのです。
今の自衛隊の上陸能力は支那の人民解放軍に劣っているどころか皆無です。
一から上陸部隊を作るのに時間もかかります。
尖閣問題その他、特亜3国など反日国の侵略が加速度的に増してきてやっと国防への意識が国民の中に浸透してきた感があります。
アメリカも自国だけでアジアの覇権を確立するのが難しくなってきたため、真の意味で日本人を精神的にも再武装せねばならなくなってきたのでしょうか。
どちらにせよいいことだと思いますが、車両だけを数量購入しても意味がありません。
購入後、日本独自に開発していくつもりなのでしょうが、その次に強襲揚陸艦を作らなければならなくなるでしょうし、部隊を運用するための組織も作らねばなりません。
手順としてまず水陸両用車両を配備する→敵地に侵攻するための艦船「強襲揚陸艦」が必要になる→これらの兵器を扱うため海兵隊のような部隊が必要になる→部隊を運用するための組織(司令部)が必要になる。
ここまで来てやっと実際に戦闘に投入することが出来ます。
日本の場合その前に憲法9条などの法改正がまず必要でしょうが。
今まで日本が無為無策だったのがよく分かります。
支那の尖閣侵略や北朝鮮の核実験、韓国の竹島の不法占拠の支配強化、ロシアに不法占拠され続けている北方四島など切羽詰まらなければ動かない国なのですかね。日本と言う国は。
アメリカから購入するAAV7が四十年前の代物だとか能力が低いとか書いてある記事もありますが、日本としては一応参考として購入するみたいなので、独自開発するものと思われます。
いずれにせよ配備するのに数年はかかるのではないのでしょうか。
私としては即席でもいいので運用可能数まで購入して、今現段階で使えるよう部隊編成すべきと思います。
まあ時間稼ぎですね。その間に正規に組織を作ればいいと思います。
日本の防衛力を高めるためにも早く実現してほしいと思います。
旧帝国陸軍では特二式内火艇などの水陸両用戦車や強襲揚陸艦の起源となる神州丸など戦前の日本軍は色々と現代に通用する発想をしていました。
アメリカ主導の戦後教育で全ての軍事が日本では悪だと教えられてきました。今こそこれらの事から脱却していかねばなりません。
■AAV7
AAV7 (Assault Amphibious Vehicle) は、アメリカ合衆国で開発された水陸両用車としての能力を有する装甲兵員輸送車である。地上だけでなく、水上を浮上航行する能力を持つ。水上での推進力は主にウォータージェット推進を利用するが、キャタピラの回転だけでも7.2km/hの推進力を有する。
元はアメリカ海兵隊における上陸強襲作戦用に開発されたが、実戦投入された湾岸戦争・イラク戦争では陸上にて通常の装甲兵員輸送車や歩兵戦闘車として使用されることが多く、対戦車ミサイル対策として増加装甲キットEAAKが開発された。
基礎データ | |
---|---|
全長 | 8.161m |
全幅 | 3.269mm |
全高 | 3.315m |
重量 | 25.652kg |
乗員数 | 3名 + 兵員25名収容 又は貨物4.5t |
装甲・武装 | |
装甲 | 44.45~7.4mm厚 |
主武装 | Mk19 自動擲弾銃×1 |
副武装 | M2 12.7mm重機関銃×1 |
機動力 | |
速度 | 72.42km/h (地上整地時) 13km/h (水上航行時) |
エンジン | カミンズ VT400 水冷ディーゼ 400hp |
行動距離 | 483km(地上整地時) |
ウィキペディアより抜粋
日本も早く正しい国防力を持たねばなりません。
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