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尖閣防衛は現場任せの現状 [政治]

安倍首相、尖閣諸島は「しっかりと24時間態勢で支配確立」

                   自民党の安倍晋三総裁 2.jpg

安倍晋三首相は17日午後の党首討論で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)について「歴史的にも、国際法的に日本の固有の領土だ」と強調し、「日本の領海、接続水域において海上保安庁の船がしっかりと24時間態勢で存在し、実効支配、有効支配を確立している」と述べた。


しっかりと、と言っていますが現場は疲弊しています。

予算を増やします、人員を増やします、と言ってもすぐにできるわけでもなく有効な手立てがないのが現状なのではないのでしょうか。

   

海保は国土交通省の外局で357隻の巡視船艇を保有しているが、このうち尖閣などの外洋に出られるのは200隻足らず。しかも、全巡視船の約2割はすでに耐用年数を超えていることが明らかになったばかりで、人員も船もまったく足りていないのが現実だ。

「第11管区(沖縄・那覇)には現在、全国から集まった約20隻の巡視船が展開し、3日間交代のローテーションで常時5隻が尖閣海域をパトロールしています。支那の公船が現れると、1隻に対しこちらは2隻で対処します。これから夏場にかけ、漁船も含む大量の支那船が押し寄せてくると、洋上勤務は連続1週間にも及ぶ見込みです。かつては勤務後のアフターファイブも確保できた乗組員たちですが、今ではそんなことはとうてい考えられない状況です」

現場での声はこの様に報道されているのです。

つまり24時間体制と言っても、現場の隊員に無理して行わせているのが実情なのでしょう。

自衛隊の出向などやろうと思えばできる事は有るはずです。

支那の顔色を見ているのか、日本国内の世論を見ているのかは分かりませんが、自民党政権の動きがいまいち尖閣防衛に関して分かりづらく思います。

経済優先もいいのですが、国を売り飛ばすようなTPPにばかり目を向けるのはやめてほしいですね。

実際、安倍政権が行っていることは支那が挑発した時に対処し、あとは無視する行動を取っています。

支那の発言などを無視し続けるのは一番効果があると思いますが、尖閣防衛が万全で、魚釣島など主要な島が要塞化でもされていなければ実際に支那が行動に移した場合防げません。

何事も実力が伴わなければ抑止力などにはならないのです。

それともアメリカにも頼ろうと言うのでしょうか?

自国領土は自国の兵力で防衛してこそ真の独立国です。

安陪政権はスピード感が売りだと言うのなら国防も現場が疲弊している今、スピード感を持って対処してもらいたいですね。

    

        日章旗.jpg

スピード感を持って安陪政権は尖閣防衛のため疲弊している海上保安庁に早く対処しなければなりません。

     

 

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タグ:国防
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