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支那が第一列島線突破訓練 日本も侵略国支那に対抗する防衛線策定が必要 [防衛計画]

支那海軍が列島線突破ルートを公表 日米の軍事基地付近を通過

第一列島線と第二列島線.png内側の赤線が第一列島線。外側が第二列島線。

同編隊は黄海、東シナ海、宮古海峡、西太平洋、バシー海峡、南シナ海などの海域を通り、途中で海上での対立、遠海機動作戦、海上の権益維持闘争、遠洋での兵力の指揮・統制などの訓練を実施する。

 ■列島線突破にさらなる自信

 国防部が海軍艦隊の遠洋訓練をすぐさま発表したのは今回が2回目だ。海軍軍事学術研究所の李傑研究員は、「国防部が海軍編隊の遠洋訓練に関する情報をすぐに発表したことは、支那海軍が責任と影響のある大国の海軍として、今後の行動をさらに定例化、常態化、透明化させることを示す」と見ている。また、支那海軍は対外交流をいっそう重視し、より開放的な態度で他国の海軍との理解と信頼を深め、誤解や判断ミスを避けたいと考えている。

 米国と日本は第一列島線に多くの軍事基地を持つが、列島線内の水路の多くは国際水域であるため、支那は国際法と海洋法に関する国際連合条約の規定に基づいて列島線内を自由に航行できる。

 李傑氏によると、長期にわたって、支那海軍艦艇編隊は列島線突破の回数と艦艇の数を絶えず増やし、遠海で実施する訓練と演習の項目と種類も増やし、強化してきた。一部の周辺国を刺激し、それらの国がいわゆる「脅威論」の口実を見つけないようにするため、支那は控えめで事を荒立てない方法をとり、訓練と演習の後に発表していた。

 近ごろ行われた支那海軍編隊の2度にわたる列島線突破訓練は、いずれもすぐに、国際慣例に基づいて実施海域および項目が発表されており、支那海軍が成熟し、自信と誠意を持ち、さらに実力を高めていることを十分に示す。


支那側の報道だけあり虚飾と虚構に彩られていますが、これが侵略国家の理論です。

堂々と他人の領海で軍事演習をやると威嚇しているのですから。 

そして全て支那の海洋戦略の一環であり、覇権国家としてアメリカに対抗するための国家戦略でもあります。

支那は長い年月をかけてこの戦略を行ってきました。

短期的には対米国防計画、長期的には中国が世界に同盟国を持つ覇権国家に成長するための海軍建設長期計画。具体的には、2010年までは第一列島線に防衛線を敷き、その内側の南シナ海・東シナ海・日本海へのアメリカ海軍・空軍の侵入を阻止することである。

ウィキペディアからの抜粋ですが、支那が覇権国家としてこれまで実行に移してきた軍事活動は全て国家戦略として積み重ねてきたものだと思います。

この覇権国家を食い止めているのは誰の目から見てもアメリカ軍であり、アメリカ一国に頼ることは危険なことなのです。

いつ利益がなくなり引き上げるかわからないからです。

しかしそれは当たり前の事で自国の利益にならない事を進んで国力を使う国などありえません。

日本国は独自に支那に対抗する術を持たねばならないのです。

支那の尖閣侵略は尖閣沖の資源獲得だけではなく、国家戦略としての海洋権益確保と覇権国家としての国益確保の為なのです。

日本も国家戦略としての戦略目標と言うものを策定し防衛線を構築していかなければならないのではないのでしょうか。

日本は島国であり、シーレーン確保は最重要課題です。

第一列島線は、九州を起点に、沖縄、台湾、フィリピン、ボルネオ島にいたるラインを指す。中国海軍および中国空軍の作戦区域・対米国防ラインとされる。マスコミ発表ではこの第一列島線に日本列島の一部が含まれており、日本の一般国民には寝耳に水であったため、一時期問題となった。

支那の戦略では九州・沖縄が含まれている以上尖閣諸島だけの問題ではないでしょう。

シーレーンを遮断されたら日本は干上がってしまいます。

特にフィリピンはシーレーンの重要な国です。

二次大戦末期、日米のフィリピンを巡る戦い、比島沖海戦(レイテ沖海戦)の激闘が行われました。

この戦いも日本のシーレーンを遮断するための戦いであり、日本軍にフィリピンを追い落とされた当時のフィリピンの統治者マッカーサーの雪辱の戦いでもあったのです。

今もフィリピンは日本にとって重要な国のはずなのです。

第一列島線は中国海軍にとっては、台湾有事の際の作戦海域であり、同時に対米有事において、南シナ海・東シナ海・日本海に米空母・原子力潜水艦が侵入するのを阻止せねばならない国防上の必要のため、有事において、このライン内においては、制海権を握ることを目標として、戦力整備を行っており、また作戦活動もそれに準じている。

支那は国家戦略を実行に移すため長年研究し、そして近年、近隣諸国に侵略を開始しました。

自身の国策の為に支那は戦略を立てているのです。

         石原莞爾 中将.jpg石原莞爾陸軍中将

戦前の日本に、石原莞爾と言う陸軍中将がいます。

満州事変を実質的に主導した人物として有名です。

その石原莞爾が「国防とは国策の防衛なり」と喝破しています。

今現在の支那の行動はまさに国策の為の行動なのです。

そして国策と国策がぶつかり合うとき戦争が起こります。

しかし今の支那の国策は他国に対しての侵略です。

侵略に対して国家が戦うのは当たり前ではないですか。

日本も世界的視野で国防を考えなければならないのです。

日本人は支那と言う核をも保有する超軍事国家と対峙している現実を直視しなければなりません。

いつまでもアメリカが何とかしてくれる、他の何かが何とかしてくれると思っていると支那の国策に飲み込まれ、それこそ日本自治区になるかもしれません。

そうならないためにも、日本の国策とそれを守る国防を立てていかねばならないのです。

           

        日章旗.jpg

日本の国策を守るための国防方針を定め、長期世界戦略を立て、支那にたとえ日本一国でも対抗する術を考えなければなりません。

    

 

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タグ:第一列島線
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